認知症を疑うポイント5選
認知症を疑うポイントについて解説していきます。認知症を疑うポイントは以下の5つです。
- 同じ話を繰り返す。
- 「さっき」のことを忘れてしまう。
- 今までできていたことができなくなる。
- 今までしていたことをしなくなる。
- 買い物や家計管理ができなくなる。
それぞれ解説していきます。
1. 同じ話を何回も繰り返す
さっき話したこととまた同じ話をする、特に短い間隔で繰り返す場合は認知症を疑います。さっき話したことがまた話の流れで同じ話に戻ったりすることが特徴です。
2. さっきのことを忘れてしまう
物忘れって誰にでもあります。例えば、昨日のことを忘れてしまう、朝のことをちょっと忘れてしまった こういったことは皆さんあると思います。ただついさっきのこと、例えば5分前のことを忘れることは少ないと思います。ついさっきのことを忘れていることを繰り返す場合は認知症を疑います。
3.今までできていたことができなくなる
例えば
- 今までは買い物を一人で行っていて、家計も管理していたのに、ある時からそれができなくなってしまう。
- 今までは年賀状を自分で書いていたのに、ある時から年賀状を出さなくなってしまう。
- 今まではお金の管理を自分で全部していたのに、ある時からそれもできなくなってしまう。
こういったことは認知症を疑うポイントになります。
4.今までしていたことをしなくなる
3.と似てるんですが、例えば
- 毎朝新聞を必ず何十年も読んでいたのに最近新聞を読まなくなってしまった。
- ドラマがすごい好きだったのに最近ドラマを見なくなってしまった。
- 囲碁や将棋が好きだったのに最近は打たなくなってしまった。
こういったことは認知症を疑うポイントになります。
5.買い物や家計管理ができなくなる
認知症は生活に支障が出るという病気なんです。生活の中で一番脳の機能を複雑に使用するのが買い物、家計管理 この2つと言われています。例えば
- 買い物で同じものを繰り返し買ってしまった。
- 不要なものをインターネットで買ってしまった。
- 家計が管理できなくなった。
こういったことが認知症を疑うポイントになります。
まとめ
認知症は徐々に進行するため身近な家族ほど気付くことが遅れます。おかしいな と思うことがありましたら是非近くのもの忘れ外来を受診しましょう。
下記に認知症やもの忘れ外来についてまとめてあります。ぜひお読み下さい。