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内科

すみだブレインハートクリニックでは、一般内科診療を行っています。心疾患、脳神経疾患、生活習慣病で通院中の方はもちろん、近隣の方の各種症状に対応しています。特に多いであろう疾患について解説します。

 

風邪(上気道炎)

上気道炎とは喉と鼻の炎症性疾患です。上気道炎は①どこにどういった症状を起こしているか、②病原体はウイルスか細菌か という2つが大切です。上気道炎に軽度の咳が合併することはありますが、咳のみの症状は上気道炎ではありません。咳は気管支や肺の異常で生じます。

上気道炎のほとんどはウイルス感染が原因です。ウイルスの場合は、インフルエンザウイルス以外は効果がある薬剤はありません。症状を抑える薬剤で改善を待ちます。インフルエンザウイルスは流行期に検査しています。他にコロナウイルス感染により上気道炎を生じることもあります。コロナウイルスは社会的な影響もあり、疑わしい場合は検査しています。別ベージで解説致します。

コロナウイルス感染症

細菌性で多いのは溶血連鎖球菌です。溶連菌と呼んでいます。溶連菌性咽頭炎のみは抗生剤が有用です。当院では下記の基準に基づいて検査をしています。

38℃以上の発熱 1点
咳がない 1点
前頸部リンパ節が腫れている 1点
扁桃腺が腫れている 1点
15歳未満 1点

2点以上の場合は溶連菌の検査を行なっています。1点の場合は他の要因も踏まえてどうするか相談しています。溶連菌の検査は喉から綿棒で採取し、10分程度で結果が分かります。陽性の場合は10日間しっかり抗生剤を内服するようお願いします。

基本的には対症療法と言い、症状を抑えながら自然軽快を待つ治療になります。溶連菌やインフルエンザウイルスである場合は抗生剤や抗ウイルス薬を使います。上気道炎では通常37.5℃以上の発熱は1-3日間と言われています。4日以上37.5℃以上の発熱が続き改善傾向がない時は、肺炎など他の病気の疑いがあるのでご連絡もしくは再度受診して下さい。

上気道炎の症状は通常7日間でほとんど治るとされています。ただ鼻水や咳のみは7日間以上続くことがあります。上気道炎後遷延性鼻炎、上気道炎後遷延性咳嗽と呼んでいます。軽快傾向であれば自然に治ることが多く心配は少ないです。症状が強い場合は薬で抑えますのでご連絡もしくは受診下さい。

 

発熱

発熱は風邪(上気道炎)や胃腸炎、尿路感染などの感染性疾患により生じます。原因がはっきりしない場合もありますが、その場合は喉の痛みなどがない上気道炎であることが多いです。通常の発熱は3日以内に治ることが多く、基本的には解熱剤で経過観察します。ただ診察して肺炎などが疑わしい場合は追加で各種検査や治療を行います。4日以上37.5℃以上の発熱が続き改善傾向がない時は他の病気の疑いがあるのでご連絡もしくは再度受診して下さい。

当院では発熱外来を開設しています。窓口を別にし、感染対策を行なっています。コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど感染力が強い病原体の検査に対応しています。詳しくは下のページをご参照下さい。

発熱外来●

 

咳は気管支もしくは肺が原因で起きます。風邪(上気道炎)に軽度の咳が合併することはありますが、基本的に上気道炎で咳のみが生じることはありません。

まず肺に異常があるか、レントゲンを行います。肺炎などの肺の異常はレントゲンに映ります。レントゲンで異常がない場合は、咳の原因は気管支ということが分かります。気管支炎、気管支喘息、咳喘息、アトピー咳嗽、上気道炎後咳嗽などが挙げられます。

咳は期間によって下のように分けられます。

期間   原因
3週間以内 急性咳嗽 気管支炎、上気道炎後咳嗽、肺炎、心不全
3-8週間 亜急性咳嗽 咳喘息、気管支炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患/気管支炎、心不全
8週間以上 慢性咳嗽 咳喘息、気管支喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症、肺結核、肺癌、心不全

3週間以内の急性咳嗽は、気管支炎もしくは上気道炎後咳嗽が大多数です。基本的には対症療法となりますが、より効果がある薬剤を選択するようにします。

3-8週間、特に8週間以上咳が続く場合は気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患/気管支炎の疑いがあります。心不全などの心疾患の可能性も考慮する必要があります。一般的に上気道炎の後の咳は3週間以内とされています。百日咳やマイコプラズマなど一部の気管支炎は8週間程度続くとされています。

はっきり原因がわからない慢性咳嗽は、咳喘息と慢性閉塞性肺疾患/気管支炎が大半とされています。いずれも一般的な咳止めは無効であり、吸入薬を使用しています。咳喘息は、高い確率で気管支喘息に移行します。

8週間以上続く慢性咳嗽で原因不明でどの薬も効かないものを慢性特発性咳嗽と呼んでいます。気道の神経繊維が関与しているとされています。真の慢性特発性咳嗽はわずかであり、多くの咳は原因検索と治療が可能です。

 

腹痛、便秘、下痢

腹痛や便秘などの腹部症状に対応しています。当院で使用している一部の薬剤は便秘や下痢を起こすことがあります。そういった際は必要に応じて対応しますので、遠慮せずにご相談下さい。近隣の方で胃腸炎症状(腹痛、下痢など)を生じた場合も対応致しますのでご来院下さい。

 

不眠症

不眠症とは夜間の睡眠を十分とれず、仕事や学業に支障をきたす状態です。自身の適正な睡眠時間がどれくらいか、睡眠時間が不足していることにより日中にどういった支障をきたしているか というのが大切です。ただ65歳未満では仕事や家事などで生活が不規則であることも多く、本人の希望に応じて内服治療を行なっています。なお睡眠時無呼吸症候群は睡眠薬で悪化します。日中の眠気は睡眠時無呼吸症候群できたすこともあり注意が必要です。

睡眠時無呼吸症候群

不眠症は75歳以上と75歳未満で大きく分けて考えています。75歳以上の場合は、うつ病や認知症により不眠をきたしていることが多いです。睡眠剤として最も使用されている薬剤はベンゾジアゼピン系薬剤ですが、ベンゾジアゼピン系薬剤により認知機能が低下したり転倒の原因となることがあります。うつ病や認知症の有無を判断し、それに応じて治療します。

年齢と共に必要な睡眠時間は減少します。あくまで平均ですが、10歳で8-9時間、15歳で8時間、25歳で7時間、45歳で6.5時間、65歳で6時間とされています。成人は日中に何の症状もないのに、睡眠薬を飲んで8時間ほどの睡眠時間を確保する必要はありません。社会で本当に睡眠時間が不足しているのは子供、特に中学生や高校生です。

 

高尿酸血症、痛風

高尿酸血症、痛風は高血圧症や脂質異常症などの生活習慣病に合併しやすい疾患です。尿酸はアルコールや肉を多く摂取するといった食生活と関与しています。尿酸が炎症を起こすことにより痛風関節炎を起こします。足の親指の付け根が典型例です。

 

その他喘息、貧血、アレルギー疾患、膀胱炎、前立腺肥大症などに広く対応しています。通院中の方はもちろん、近隣の方も何かありましたらぜひご相談下さい。

 

市販薬について

最後に市販薬についてです。合併症のない方で風邪症状などを来した際は、当院を受診頂ければ診断し必要に応じて処方します。時間などの都合で受診が難しい際は、市販薬で対処頂いてももちろん構いません。ただ合併症のある方、特に心不全と認知症の方は市販薬で対処するのは危険なことがあります。薬の飲み合わせなどの判断が難しいことがあります。軽い風邪症状などでも必ず医療機関を受診するようお願いします。

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