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マンジャロによるダイエット

マンジャロとは

マンジャロは糖尿病に対して使用している注射薬です。消化管に働きかけて食欲を低下させる作用があります。そのため糖尿病の方にマンジャロを使用すると体重が減少することが多いです。

体重の減少効果に注目し、マンジャロを減量目的に使用されることがあります。日本では減量目的のマンジャロは保険適応にはなりません。自由診療になります。

 

マンジャロの投与方法

マンジャロは皮下に注射する薬です。週に1回行います。リベルサスなどのGLP-1受容体拮抗薬と比較して減量効果が大きいとされています。

 

マンジャロのスケジュール

初回:マンジャロは肝臓や腎臓の障害、膵炎を起こすことがあります。初回に血液検査を行います。またマンジャロの投与について説明します。

2回目:検査で問題無ければマンジャロの処方を行います。初めて使用する場合は2.5mgになります。注射のやり方を当院で指導し、初回の投与は院内で行います。

3回目以降:糖尿病の治療ではマンジャロを5mgに増量し継続します。ダイエット目的の場合は減量効果次第で、2.5mgもしくは5mgで継続します。

マンジャロ投与後3カ月で血液検査を行います。この際の血液検査は保険適応とならないのでご了承ください。

3か月後の血液検査で異常が無い場合も、少なくとも半年に1回の血液検査を行います。この際の血液検査も保険適応とならないのでご了承ください。

 

マンジャロの料金は

マンジャロ2.5mg4本 4週間分 20000円
マンジャロ5mg4本 4週間分 35000円
血液検査 5000円

となります。いずれも税込みです。診察料は上記に含みます。

具体的には

初回:血液検査とマンジャロの説明 5000円

2回目(概ね1週間後):マンジャロ2.5mg処方 20000円

3回目(概ね1カ月後):マンジャロ2.5mg処方 20000円 もしくは マンジャロ5mg処方 35000円

4回目(概ね2カ月後):マンジャロ2.5mg処方 20000円 もしくは マンジャロ5mg処方 35000円

5回目(概ね3カ月後):血液検査とマンジャロ2.5mg処方 25000円 もしくは 血液検査とマンジャロ5mg処方 40000円

になります。

 

マンジャロの効果は

糖尿病の方に使用したデータでは、マンジャロ5mgを1年間投与し5.8kg減少したというデータがあります。ただ全員に必ず減量効果を認めるわけではありません。吐き気などの副作用が出てしまい、継続できない方も一定数いらっしゃいます。

マンジャロによる減量を行う際も、ダイエットの基本は適切な食事と運動です。マンジャロを使用しても、暴飲暴食をしていては減量効果を得られません。特に健康に痩せるためには運動が大切です。適切な食事や運動と組み合わせることにより、ダイエットの効果が高まります。

 

マンジャロの副作用は

マンジャロの副作用の中で一番多いのは消化器症状です。下痢や吐き気などが起きることがあります。軽度であれば、自然に軽減していくことが多いですが、強い症状の際はご相談ください。マンジャロは糖尿病の治療薬なので、頻度は少ないですが低血糖を起こすことがあります。また肝機能障害や膵炎などを生じることがあり、定期的に血液検査を行っています。

 

マンジャロに対する当院の見解

マンジェロによる減量は自由診療であり、医療機関や医師によりスタンスが大きく異なります。当院では

  1. マンジェロが糖尿病の方に対して減量効果が得られることが多い点
  2. 糖尿病に対するマンジェロによる副作用は、他の薬剤と比較しても多くない点
  3. 肥満は見た目のみの問題ではなく、将来的な病気のリスクとなる点

の3点から、希望がある場合はマンジャロによる減量に取り組んでいます。

 

予約の際は

当院の予約ページの

「自由診療(マンジャロ)」

からご予約下さい。

 

当院では糖尿病の診療も行っています。その際もマンジャロやトリルシティなどの注射薬を扱っています。糖尿病の診療を希望の方は、内科診察の枠からご予約下さい。

 

マンジャロについての注意事項

未承認医薬品である点について

マンジャロは2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。

入手経路について

国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。

国内の承認医薬品等の有無について

国内ではマンジャロと同じ有効成分を有し、肥満治療薬として承認されている薬はありません。

諸外国における安全性等に係る情報について

同一成分の注射製剤がアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満治療薬として承認されていますが、諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

マンジャロの流通について

マンジャロの流通が不安定となることがあります。その際は2型糖尿病の患者様への使用を優先し、自由診療でのマンジャロ使用を制限する可能性があります。

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