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認知症の予防法ってあるの?

[2022.03.17]

 

認知症の予防法についてです。認知症の予防法はもちろんあります。WHOのガイドライン「認知機能低下および認知症のリスク低減」というものに基づいて解説していきます。認知症の予防に大切なポイントは

  1. 健康的な生活
  2. 脳と身体の活動
  3. 生活習慣病の管理

の3つです

 

1. 健康的な生活

健康的な生活を送ることは認知症の予防になります。

  • バランスのいい食事をする
  • たばこを吸ってる方は禁煙する
  • 肥満の方は減量する
  • アルコールを飲みすぎない

といった生活習慣が認知症の予防につながります。

 

2.  脳と身体の活動

脳と体を活性化させることが認知症の予防につながります。例えば

  • しっかり毎日外出して、できれば運動する
  • 社会のコミュニティーに属する
  • スーパーで買い物する
  • 趣味があれば囲碁やサークル、図書館などに行く
  • 友人と会う

こういった活動は認知症を予防します。脳にとって一番いいのは人と会うことです。

 

3. 生活習慣病の管理

生活習慣病は認知症のリスクになります。

  • 高血圧症
  • 脂質異常症:コレステロールや中性脂肪の異常
  • 糖尿病

の3つは認知症を引き起こします。血圧やコレステロールが高い、または糖尿病に当てはまる方はしっかり医療機関を受診し治療しましょう。

 

おまけ

上の3つ以外に挙げられることとして

  • 難聴
  • 視力低下
  • 口腔環境:歯周病や虫歯

が挙げられます。特に難聴は認知症のリスクです。補聴器である程度生活への支障が減ることもあるので、しっかり検査をして聴力が下がっているようであれば医療機関を受診するようにしてください。

 

まとめ

以上認知症の予防法3つでした。

  1. 健康的な生活
  2. 脳と身体の活動
  3. 生活習慣病の管理

この3つは認知症の進行抑制にも有効です。「認知症になったから手遅れ」ということは全くありません。認知症になった方も、進行を抑制するためにしっかり気を付けて生活していきましょう。

以上認知症の予防法についてでした。この解説に際して参照した資料を下記に記載します。認知症についても別ページで解説しています。気になる方はご覧下さい。

 

認知機能低下および認知症のリスク低減 WHOガイドライン

認知症

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