認知症看護外来
認知症看護外来の目標
「認知症の人もそうでない人も、普通に当たり前に暮らせる世の中にする」
認知症看護外来の対象
- 当院もしくは他院で認知症という診断を受けている方
診断を受けていない、もしくはよく分からないといった場合は、まず当院で医師が診察させて頂きます。
認知症看護外来の概要
毎週火or水or木曜日 午前
完全予約制で行っています。1枠20?30?分としています。
主に認知症認定看護師が担当となります。
認知症看護外来の内容
認知症の治療目的は、「認知症の進行を緩やかにして生活の質を保つ」ことです。そのためには薬物治療より、非薬物治療の方が効果が大きいと言われています。具体的には
- 患者様やご家族の生活の様子を伺い一緒に対応策を考える。
- 利用可能な社会サービスを紹介し導入する。
- 生活習慣病を含む身体疾患の管理
といったことが主な内容になります。家族や金銭的な問題といったプライベートな内容に対しても、お困りであれば可能な範囲でお応えします。十分に時間を確保するために、日常診療とは時間を分けて認知症看護外来を設けています。
さいごに
認知症は「診断されたら人生もう終わり」というマイナスイメージがありますが、決してそんなことはありません。早く診断を受けることで、症状の進行を遅らせることができたり、自分の思いを希望に合わせた、穏やかな生活を送ることができます。
当院の認知症看護外来は患者様やご家族と一緒に、より穏やかに生活できる方法を考えたり、将来について、本人の意見を尊重しながら本人を支えるみんなで話し合いができる場にしたいと考えております。専門的な視点から、認知症があっても、その人が希望を持って生活ができる方法を一緒に考えていきたいと思っております。ぜひ、気軽にご相談ください。
